市場を切り拓く製品をつくる

札幌のものづくり企業の経営課題として、技術や製造設備といった製造する側からの発想で製品開発・生産・販売を行うプロダクトアウトの考え方が根強く、顧客の求めるニーズに対応する「企画力」、「販売力」、「ブランド力」が不足しているという声が多く挙げられています。
このような中で、ブランド力を高めて価格競争に陥らない売れる自社製品を開発するためには、製品の色形にとどまらない、企画から販売戦略を含めたデザイン戦略の活用が有効です。
(一財)さっぽろ産業振興財団では、このデザイン戦略の力に着目し、活躍する工業デザイナーなど専門家のご協力を得て、『札幌ものづくり×デザイナープロジェクト』を実施しております。
製品開発におけるデザイン戦略の重要性をテーマとしたセミナーのほか、さっぽろ連携中枢都市圏の製造業を対象に、専門家派遣による製品企画・開発の支援「プロダクトデザイナー派遣事業」を実施しています。

※さっぽろ連携中枢都市圏を構成する市町村とは
札幌市・小樽市・岩見沢市・江別市・千歳市・恵庭市・北広島市・
石狩市・当別町・新篠津村・南幌町・長沼町の12市町村

サポートフロー

ものづくり企業の製品企画・開発を専門家チームがサポートいたします。

派遣費用負担:無料 事業期間:9月~3月末まで最大8回

サポートフロー

製品開発プロデューサー

高橋尚基デザイン事務所
  代表 高橋 尚基

ご機嫌いががですか、製品開発プロデューサーの高橋尚基です。
この度は本事業へのご関心ありがとうございます。

本事業は、採択された商品企画に、色や形のデザインや商品パッケージなど単に表面的な処理を施して完了という事業ではありません。
ターゲット設定や商品理念、商品が生み出す社会的な価値など本質的な観点で商品企画自体にメスを入れ、再構築することから始めます。
そして、企画から販売までの開発プロセスを支援側とともに進め「協働」していくことも大きな特徴の事業です。

中小企業にとって何か新しいことを始めることはとても勇気のいることですが、夢ややりがいもあり形になったときの達成感もひとしおです。
限られた支援時間ではありますが、創造する喜びをともに共有したく考えております。ご応募お待ちしております。

PROFILE

工業デザイナー/商品開発コンサルタント。昭和48年滝川市生まれ。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)卒業後、東京でのメーカー勤務を経て平成13年に北海道にUターンし、高橋尚基デザイン事務所を設立。道内中小企業の新商品開発から広報活動の支援、地域特産品のブランディング開発などに取り組む。近年は「創造する喜びを分かち合う」を理念に中小企業の創造力育成にも力を入れている。平成26年より本支援事業の製品開発アドバイザー、平成29年より製品開発プロデューサーを務める。

【公職】一般財団法人 北海道機械工業会企業間連携支援アドバイザー 北海道デザインマネジメントフォーラム(HDMF)副会長 
札幌市立大学 非常勤講師

PROFILE

特別アドバイザー

山村 真一

株式会社コボ
代表取締役社長山村 真一 氏

三菱自動車工業チーフデザイナーとして、ギャランFTO等の企画、デザインを手がける。1973年~デザイン事務所(株)コボを設立。
数々の企業の新製品開発に数多く携わる中で、OEMから自社ブランドの立ち上げや下請メーカーから業界トップメーカーに導くなど、豊富な支援実績を有する。また、札幌ものづくり×デザイナープロジェクトにおいては、セミナーの講師を務めているほか、市内製造業への訪問アドバイスや本事業の支援対象企業に対する製品開発アドバイス等を行っている。

山村氏インタビューはコチラ

活用事例 インタビュー

  • 01

    平成31年度デザイン活用型製品開発支援事業

    蝦夷和紙工房 紙びより

    代表 和紙職人・和紙作家 東野 早奈絵さん

    蝦夷和紙商品のラインナップ整備

  • 02

    令和2年度プロダクトデザイナー派遣事業

    株式会社 岡田建具製作所

    代表取締役 小泉 雅博さん
    技術リーダー 長谷川 徳威さん

    卓上パーティションシステム 「パテコ(pateco)」

  • 03

    平成30年度プロダクトデザイナー派遣事業

    チエモク 株式会社

    代表取締役 三島 千枝さん

    森と暮らすうつわ「coberu(コベル)」

  • 04

    令和3年度プロダクトデザイナー派遣事業

    竹栄株式会社

    代表取締役社長 竹田 尚弘さん
    Manhattan store「Mujin」責任者 田畑 翔也さん

    yuk(ユック)「動ける寝袋」